やさしい、こえ。

先週の土曜日、
雨の降る帰り道、
私の心は、空模様と同じだった。
暗くて冷たい世界。
考えすぎ?思い込み?
なのかもなー。
こんな時は何も言わず
ただ
ただ
抱きしめてほしかった。
でも、甘えられずに、
メールで、やつあたり。
きっと、重くてかたい鉛のようで、
あの人の心には向けてはいけないもの。
私がほしいのは
『絶対的に受け止めてくれる存在』
なんだろうな。
それを、あなたには求められなかったよ。
言葉を飲みこんで、
涙は雨のせいにして、
上を向いて歩いた。
私はまだ立ち止まってはいけないから、
立ち止まらないって決めたから、
ひとりでちゃんと自分の足で、あるいたよ。
やさしい音楽と
その歌声に
ここに帰ってきていいよって言われてるような気がしたから。
何にもなくなっても
また、
会いに来ていいよね?